「松商学園の野球部はどんなチーム?」
2026年夏の甲子園を前に調べていると、まず目に入るのが長野大会6試合で70得点という数字ではないでしょうか。
確かに、2026年の松商学園は全国でも屈指の得点力を見せて甲子園へやってきました。
ただ、地方大会を1試合ずつ追っていくと、本当の強みは「よく打つ」ことだけではありません。
秋には長野日大に敗れ、春には佐久長聖に0対9で敗戦。その両校を夏の大一番で倒し、決勝では竹内篤希投手が東京都市大塩尻打線を3安打1失点に抑えて4対1で勝利しました。
つまり2026年の松商学園は、失敗を夏までに修正し、大量得点、接戦、打撃戦、投手戦と試合によって勝ち方を変えられるチームです。
さらに甲子園初戦の相手・三重とは、2026年6月の練習試合で5対5の引き分け。両校は50年以上にわたって定期戦を続けており、お互いをよく知った相手との再戦になります。
- 長野大会6試合で70得点を記録した強力打線
- 黒岩柊斗、竹内篤希ら複数投手で戦える投手層
- 秋・春に敗れた長野日大、佐久長聖へ夏に雪辱
- 甲子園初戦は6月に5対5で引き分けた三重との再戦
この記事では、2026年8月9日時点の情報を基に、松商学園野球部がどんなチームなのか、長野大会での戦い、投手陣、打線、予想スタメン、甲子園メンバー、注目選手、松宗勝監督、チームの歴史、甲子園での課題、三重戦の見どころまで詳しく見ていきます。
松商学園野球部はどんなチーム?まず特徴を整理
2026年の松商学園を短く表すなら、強力打線と複数投手を土台に、相手と試合展開に合わせて勝ち方を変えられるチームです。
地方大会70得点のインパクトが強いため「打撃のチーム」と紹介されやすいのですが、甲子園で見るなら投手層、犠打、守備、接戦での対応まで合わせて見たほうが、このチームの良さが分かります。
長野大会では6試合すべて異なる状況を経験しながら、最後まで勝ち切りました。
- 長野大会6試合で70得点を挙げた強力打線
- 山口史晃、清水陽真、漆戸大晟ら上位・中軸だけでなく下位までつながる打順
- 黒岩柊斗、竹内篤希、佐藤大牙、吉澤遼ら複数投手を使える投手層
- 延長タイブレーク、打撃戦、投手戦をすべて勝ち切った対応力
- 前年の甲子園経験と秋・春の敗戦を夏へつなげた成長力
長野大会で挙げた70得点は、2026年夏の甲子園出場校の中でも上位に入る数字です。大会成績の集計ではチーム打率.372、1試合平均11点を超える得点力を記録しています。
しかし、甲子園で重要になるのは70得点という総数よりも、その得点を「どう取ったか」です。
本塁打だけを待つ打線ではなく、送りバントを使い、長打で走者を返し、下位から上位へつなぐ攻撃もできる。実際に長野大会決勝では、5番の漆戸大晟が無死二塁から送りバントを決める場面もあり、長打力のある打者であっても状況に応じた役割を優先しています。
この柔軟さが、松商学園を「強打だけのチーム」と考えないほうがいい理由です。
秋と春の敗戦から夏に変わった松商学園
2026年の松商学園を理解するうえで、夏の長野大会だけを見るのは少しもったいありません。
新チーム発足後の秋、そして春には、県内の強豪相手に悔しい敗戦を経験しています。
夏に突然強くなったというより、秋と春に見つかった課題を修正しながら完成度を高めてきたチームと見るほうが実態に近いでしょう。
2025年秋は長野日大に4対5で敗退
2025年秋の長野県大会では、1回戦で岡谷南に15対1で勝利しましたが、2回戦で長野日大に4対5で敗れました。県大会の早い段階で姿を消し、翌春のセンバツにつながる北信越大会へ進むことはできませんでした。
一方、約10か月後となる2026年夏。
その長野日大と今度は甲子園出場を懸けた準々決勝で再び対戦し、延長タイブレークの末に6対5で勝ちました。
スコアだけなら、秋は1点差で負け、夏は1点差で勝っただけです。
しかし高校野球では、その1点を取れるか、守れるかが季節をまたいだ成長そのものです。
秋に接戦を落とした相手へ、夏には接戦で勝ち切った。この結果は、2026年松商学園の勝負強さを考えるうえで見逃せません。
2026年春は佐久長聖に0対9
さらに大きな敗戦が春にありました。
2026年5月の長野県大会準々決勝で、松商学園は佐久長聖に0対9で敗れています。打線は無得点に封じられ、スコア上は完敗でした。
ところが、約2か月後の夏の準決勝。
再び佐久長聖と対戦した松商学園は、今度は14安打11得点を挙げ、11対6で勝利しました。
春に9点差で負けた相手から、夏には11点を奪って勝つ。
もちろん春と夏では投手起用、選手の状態、試合条件も違うため、単純に「11点分強くなった」と考えることはできません。
それでも、同じ相手に無得点だった打線が夏には二桁得点を記録した事実は大きいです。
甲子園で松商学園を見るときも、一度うまくいかなかった状況から試合中にどう修正するか、序盤に相手投手へ抑えられたとき二巡目、三巡目でどう対応するかが見どころになります。
夏に長野日大と佐久長聖へ雪辱した意味
秋に負けた長野日大。
春に0対9で負けた佐久長聖。
その2校を夏の準々決勝と準決勝で続けて倒して甲子園出場へつなげました。
- 秋の長野日大戦:4対5で敗戦 → 夏は6対5で勝利
- 春の佐久長聖戦:0対9で敗戦 → 夏は11対6で勝利
- 敗戦から課題を持ち帰り、最も重要な夏に結果を逆転させた
この流れから見えてくるのは、「最初から完成されていたチーム」ではないことです。
敗戦から課題を持ち帰り、夏までに修正する。そして一度負けた相手を、大会で最も重要な時期に倒す。
長野大会70得点という派手な数字以上に、この成長過程が2026年松商学園の強さを物語っています。
長野大会6試合70得点はどのように生まれた?
2026年夏の松商学園は、長野大会を6試合で勝ち抜きました。
ただし、大会前半と後半では試合の性格が大きく異なります。最初の3試合は圧倒的な大差。準々決勝以降は接戦、打撃戦、投手戦と変化しました。
| ラウンド | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|
| 2回戦 | 下諏訪向陽 | 20-0 |
| 3回戦 | 長野俊英 | 19-0 |
| 4回戦 | 上伊那農 | 10-0 |
| 準々決勝 | 長野日大 | 6-5 |
| 準決勝 | 佐久長聖 | 11-6 |
| 決勝 | 東京都市大塩尻 | 4-1 |
- 大会6試合の総得点は70点
- ただし、そのうち49点は最初の3試合に集中
- 甲子園での実力を見るなら、準々決勝以降の接戦での戦い方も重要
長野県大会の公式記録でも、松商学園はこの6試合を勝ち、2年連続39回目となる夏の甲子園出場を決めています。
最初の3試合は49得点0失点
2回戦の下諏訪向陽戦は20対0。
長野俊英戦は19対0、上伊那農戦は10対0と、最初の3試合だけで49得点を挙げ、失点はありませんでした。
この3試合で大差をつけられたことには、単に得失点差以上の意味があります。
夏の大会は連戦です。
序盤から毎試合エースが最後まで投げなければならない状況になると、準々決勝以降へ疲労が蓄積します。
大量リードを作れれば、主力投手の負担を抑えながら複数投手へ実戦機会を与えられるため、長い大会を戦ううえでは大きな利点になります。
一方で注意したいのは、70得点のうち49点がこの3試合に集中していることです。
甲子園では最初から地方大会を勝ち抜いた投手と対戦するため、この時期と同じペースで点が入るとは考えにくいでしょう。
その意味でも、松商学園の全国での実力を考える際は、むしろ準々決勝以降の3試合を見ることが重要です。
長野日大戦は延長タイブレークを6対5で勝利
準々決勝の長野日大戦は、それまでの3試合とは全く違う展開になりました。
松商学園は6対5で勝利しましたが、延長10回のタイブレークまでもつれています。投手陣も一人で押し切るのではなく、黒岩柊斗、佐藤大牙、竹内篤希とつなぎました。
攻撃では、3回に花澤玲希が出塁し、宮下凌太朗が送りバント。続く山口史晃が適時二塁打、清水陽真が適時三塁打を放つなど、下位から上位へつながる形で得点しています。
20点、19点、10点と取ってきた打線でも、いつか点が入らない時間帯は来ます。
そこで焦って一発だけを狙うのではなく、送りバントで走者を進め、長打のできる上位へ回す。
甲子園でも接戦になった場合、この形を再現できるかが重要になります。
佐久長聖戦は14安打11得点の打撃戦
準決勝では春に0対9で敗れた佐久長聖と再戦しました。
松商学園は初回に3点を先制。途中で追い上げられましたが、5回に4点を奪って再び突き放し、8回と9回にも加点して11対6で勝ちました。14安打を放っています。
この試合で目立ったのが5番・漆戸大晟です。
漆戸は6打数4安打4打点と活躍し、長打力を見せました。
ただし、松商学園の怖さは漆戸一人だけではありません。
1番から9番まで走者を出せるため、相手投手にとって「ここを越えれば楽になる」という打順を作りにくい。
甲子園では中軸が徹底的に研究されるだけに、6番以降がどれだけ出塁できるかも大量得点の鍵になります。
決勝は竹内篤希を中心に4対1で守り勝った
東京都市大塩尻との決勝では、今度は11点を取った準決勝から一転して4対1のロースコアになりました。
先発した竹内篤希は、8回1死まで無安打投球。最終的にも相手打線を3安打1失点に抑えて完投しました。
打線は4回、4番の清水陽真が二塁打を放つと、続く漆戸大晟も適時二塁打。
さらに暴投で追加点を奪い、終盤まで1点差となった試合を9回の追加点で突き放しています。
ここに松商学園の特徴がよく表れています。
準決勝では11点必要な試合を打ち勝った。
決勝では投手が抑え、4点で勝った。
甲子園では相手によって試合展開が大きく変わるため、一つの勝ちパターンしか持たないチームは苦しくなります。
松商学園には、少なくとも長野大会で複数の勝ち方を実際に経験した強みがあります。
松商学園打線の強さは上位から下位まで切れにくいこと
70得点という数字だけを見ると、本塁打を連発する豪快な打線を想像するかもしれません。
実際には、松商学園の魅力は「一人の長距離打者に依存しないこと」にあります。固定度の高い打順の中で、それぞれが異なる役割を持っています。
1番・山口史晃が攻撃の入口になる
2026年夏の長野大会で1番を任されたのが山口史晃です。
決勝、準決勝ともに1番・左翼で先発しており、チームの攻撃を最初に動かす役割を担っています。
山口の特徴は、単に出塁するだけではなく長打でも得点へ関われることです。
長野日大戦では適時二塁打を放ち、上位打線へ勢いをつけました。
甲子園初戦の三重も、山口を特に警戒しています。
三重の沖田展男監督は、松商学園で警戒する打者として山口を挙げています。
そのため初戦を見るなら、まず山口の第1打席です。
山口が出塁できれば2番久保田、3番新海、4番清水、5番漆戸へ走者を置いて回せます。
反対に山口を封じられると、中軸が走者なしで打席に入る回数が増えるため、三重側にとっては試合を落ち着かせやすくなります。
2番・久保田悟は主将として打線をつなぐ
2番に入る久保田悟は2026年チームの主将です。
派手な長打を打つことだけが2番打者の仕事ではありません。
1番の山口が出れば走者を進め、走者がいなければ自分が出塁し、3番以降へ好機を渡す。
決勝では二塁手として2番に入り、守備でも打線でも中心的な役割を担いました。
久保田は松商学園の「心の野球」にひかれて入学し、自身の強みとして守備範囲とスピードを挙げています。前年の甲子園も経験しており、2026年は走攻守でチームを引っ張る立場です。
接戦になったときは、本塁打よりも一つの進塁、一つの守備が勝敗を左右します。
そうした展開ほど、久保田の存在感が大きくなります。
3番には1年生・新海湊斗
2026年松商学園の打順で目を引くのが、1年生の新海湊斗が3番を打っていることです。
長野大会開幕前から期待の1年生として名前が挙がり、準決勝と決勝では3番・DHでスタメンに入りました。
1年生を下位打線で経験させるのではなく、優勝を争う試合でも3番に置く。それだけ打撃への期待が大きいことが分かります。
一方、甲子園では地方大会以上に球速、変化球、制球力のある投手と対戦します。
1年生にとって初めて経験する全国大会では、思うように打てない打席も出てくるでしょう。
だからこそ、ヒットだけで評価するのではなく、四球を選べるか、追い込まれてから粘れるか、清水や漆戸へ走者を残せるかを見ると、新海が3番を任されている意味が分かりやすくなります。
清水陽真と漆戸大晟が中軸を形成
4番・清水陽真、5番・漆戸大晟が松商学園打線の中心です。
長野大会決勝でも清水が二塁打で出塁し、直後に漆戸が適時二塁打。この連続長打で均衡を破りました。
特に漆戸は地方大会の成績集計で打率.591、10打点、2本塁打と高い数字を残しています。
ただし、漆戸は長打を打つだけの5番ではありません。
決勝では2回無死一塁で送りバントを成功させています。
長打力のある中心打者にも犠打を任せられることは、松商学園の戦い方を象徴しています。
甲子園では強打者ほど厳しく攻められます。
四球で歩かされる場面も考えられるため、漆戸の後ろを打つ太田直希や平沢陸が走者を返せるかも重要になります。
下位打線が上位へつなげるかが大量得点の鍵
松商学園打線を観戦するとき、4番と5番だけを見るのでは十分ではありません。
6番太田直希、7番平沢陸、8番花澤玲希、9番宮下凌太朗から、もう一度1番山口へつながるところに注目したいです。
長野日大戦では、8番花澤が安打で出塁し、9番宮下が送りバントを決め、その後に1番山口、4番清水の長打で得点しました。
こうした攻撃ができると、相手投手は下位だからと気を抜けません。
- 山口が1番でどれだけ出塁できるか
- 新海が3番として中軸へ好機をつなげられるか
- 清水と漆戸が得点圏の走者を返せるか
- 6番以下から再び山口へ走者を残して回せるか
- 長打だけでなく犠打や進塁打を使えるか
甲子園では地方大会のように毎試合10点以上取れるとは限りません。
だからこそ、「何安打打ったか」だけでなく、少ない走者をどう得点へ変えるかが全国で勝つための鍵になります。
松商学園の投手陣は複数投手で戦える
松商学園のもう一つの強みが投手層です。
地方大会では背番号1の黒岩柊斗だけに全試合を任せず、竹内篤希、佐藤大牙、吉澤遼ら複数投手を起用しました。
甲子園初戦前にも松宗勝監督は、県大会を複数投手で戦ったため特定の投手へ負担が集中していないと説明しています。
背番号1の黒岩柊斗
黒岩柊斗は長野大会で背番号1を背負った3年生右腕です。
大会序盤だけでなく、長野日大との準々決勝でも登板しています。
甲子園では「背番号1だから必ず先発して完投する」と考えるより、相手打線との相性、試合間隔、竹内らの状態を見ながら起用される可能性を考えたほうがよさそうです。
複数投手を持つ利点は、一人が不調でも試合全体が崩れにくいこと。
逆に課題は、継投のタイミングを誤ると相手へ流れを渡してしまうことです。
松商学園が三重戦で誰を先発させ、何回を目安に次の投手へつなぐのかは大きな見どころになります。
決勝で好投した竹内篤希
長野大会で一気に存在感を高めたのが竹内篤希です。
東京都市大塩尻との決勝で先発すると、8回1死まで無安打。最終的に9回を3安打1失点で投げ切り、4対1の勝利を支えました。
決勝という最も重圧のかかる試合で結果を残した経験は大きいです。
一方、甲子園では相手も竹内の長野大会での投球を研究してきます。
三重とは6月に一度対戦しているため、相手打者も松商学園の投手の特徴をある程度知っています。
決勝の再現を期待するだけでなく、相手が狙いを変えてきたとき、竹内と捕手の太田がどう対応するかまで注目したいところです。
左腕の佐藤大牙と吉澤遼も選択肢
2年生左腕の佐藤大牙、同じく左投手の吉澤遼も登録されています。
準決勝の佐久長聖戦では吉澤が先発しました。
右投手だけでなく左投手を使えると、相手打線の目線やタイミングを変えられます。
2026年から高校野球ではDH制度が導入され、投手交代と打順を従来以上に分けて考えやすくなりました。
松商学園は実際にDHを利用して新海を3番に置いています。
打線を維持したまま投手を替えられるため、複数投手を持つ松商学園にとっては戦力を生かしやすい制度と言えるでしょう。
神谷脩斗に代わり藤澤恒亮が甲子園メンバー入り
地方大会では背番号19だった2年生投手・神谷脩斗が負傷し、甲子園では3年生右腕の藤澤恒亮がベンチ入りしました。
大会直前のメンバー変更なので、投手陣にまったく影響がないとは言えません。
一方、黒岩、竹内、佐藤、吉澤ら複数の投手を地方大会から起用してきたため、一人の離脱ですべての投手運用を組み直すチームではありません。
- 背番号1の黒岩だけに依存しない
- 決勝完投の竹内、左腕の佐藤・吉澤も起用可能
- DH制度により、打線を維持したまま投手交代しやすい
藤澤がどの場面で起用されるのか。あるいは既存の投手陣で試合を組み立てるのか。
長い甲子園を勝ち進む場合は、控え投手まで含めた層の厚さが問われます。
松商学園の2026年甲子園予想スタメン
甲子園で松商学園を見るなら、登録メンバー20人だけでなく「実際に誰がどの打順で出るのか」も知っておきたいところです。
長野大会の準決勝と決勝では、野手の1番から9番まで同じ並びでスタートしています。この2試合を基にすると、甲子園でも下記の打順が基本形になる可能性が高いでしょう。
| 打順 | 選手 | 学年 | 守備位置 |
|---|---|---|---|
| 1 | 山口史晃 | 3年 | 左翼 |
| 2 | 久保田悟 | 3年 | 二塁 |
| 3 | 新海湊斗 | 1年 | DH |
| 4 | 清水陽真 | 3年 | 三塁 |
| 5 | 漆戸大晟 | 3年 | 遊撃 |
| 6 | 太田直希 | 2年 | 捕手 |
| 7 | 平沢陸 | 3年 | 一塁 |
| 8 | 花澤玲希 | 3年 | 右翼 |
| 9 | 宮下凌太朗 | 2年 | 中堅 |
- 上記は長野大会準決勝・決勝を基にした予想スタメンです。
- 投手は固定ではなく、準決勝は吉澤遼、決勝は竹内篤希が先発しました。
そのため、野手9人は比較的固定しながら投手を相手に合わせる形が一つの特徴です。
1年生の新海をDHで使えることが大きい
2026年度から高校野球でDH制度が採用されたことにより、松商学園は投手を打順へ入れず、新海湊斗を3番DHとして起用しています。
これは打線と投手運用の両面で重要です。
打撃で期待する新海を守備位置の兼ね合いに左右されず3番へ入れながら、投手は黒岩、竹内、佐藤、吉澤らから選べます。
投手を交代しても新海の打席を基本的に残せるため、「打撃のベストメンバー」と「投手のベストな継投」を別々に考えやすくなります。
一方、DHは打撃専門になるだけに結果を求められやすい役割です。
新海が打てない日でも打順全体のつながりを維持できるかは、甲子園での課題になります。
松商学園の2026年夏の甲子園メンバー
長野大会では20人が登録され、甲子園前に神谷脩斗から藤澤恒亮への変更が確認されています。
中心は3年生ですが、正捕手の太田直希、投手の佐藤大牙、吉澤遼、1年生の新海湊斗など下級生も重要な役割を担っています。
2026年夏の甲子園登録メンバー20人を見る
| 背番号 | 選手名 | 学年 | 投打 |
|---|---|---|---|
| 1 | 黒岩柊斗 | 3年 | 右投左打 |
| 2 | 太田直希 | 2年 | 右投右打 |
| 3 | 平沢陸 | 3年 | 左投左打 |
| 4 | 久保田悟 | 3年 | 右投左打 |
| 5 | 清水陽真 | 3年 | 右投右打 |
| 6 | 漆戸大晟 | 3年 | 右投右打 |
| 7 | 山口史晃 | 3年 | 右投右打 |
| 8 | 宮下凌太朗 | 2年 | 右投左打 |
| 9 | 花澤玲希 | 3年 | 右投右打 |
| 10 | 江島颯 | 3年 | 右投左打 |
| 11 | 松浪京吾 | 3年 | 右投右打 |
| 12 | 桃井唯斗 | 3年 | 右投右打 |
| 13 | 佐藤大牙 | 2年 | 左投左打 |
| 14 | 戸田雄大 | 2年 | 右投右打 |
| 15 | 新海湊斗 | 1年 | 右投左打 |
| 16 | 滝沢凌輔 | 3年 | 右投左打 |
| 17 | 吉澤遼 | 2年 | 左投左打 |
| 18 | 竹内篤希 | 3年 | 右投右打 |
| 19 | 藤澤恒亮 | 3年 | 右投右打 |
| 20 | 大島悠史 | 2年 | 右投左打 |
長野大会登録時の選手一覧は朝日放送長野の大会ページでも確認でき、甲子園前に背番号19の変更が報じられています。
甲子園では先発9人だけで勝ち上がれるとは限りません。
代打、代走、守備固め、継投が必要になり、試合が増えるほど控え選手の役割は大きくなります。
松商学園は部員89人を抱える大所帯です。甲子園出発前には部員全員で一つの球を追う「一球ノック」を行い、ベンチ入りしない選手も含めてチームとして甲子園へ向かいました。
松商学園の注目選手は誰?
2026年の松商学園には、投打それぞれに注目したい選手がいます。
一人のスターに依存したチームではありませんが、甲子園で試合の流れを変える可能性が高い選手を知っておくと観戦しやすくなります。
漆戸大晟|長打と小技を使い分ける5番
野手で最も注目したい一人が漆戸大晟です。
地方大会の成績集計では打率.591、10打点、2本塁打。佐久長聖との準決勝では4安打4打点を記録し、決勝でも先制の適時二塁打を放ちました。
遊撃を守りながら中軸を打つ点も特徴です。
さらに前述した通り、決勝では無死一塁から送りバントも決めています。
「5番だから常に長打狙い」ではなく、状況によって自分の役割を変えられる選手です。
甲子園では相手バッテリーから最も厳しく攻められる打者の一人になるでしょう。
甘い球をどれだけ一振りで仕留められるか、逆に勝負してもらえないときは四球でも出塁できるかがポイントです。
山口史晃|1番から長打も狙える攻撃の起点
山口史晃は1番・左翼で起用される3年生です。
長野日大戦では適時二塁打を放つなど、出塁だけでなく走者を返せる長打力もあります。
三重側が警戒する選手として名前を挙げていることからも、松商学園打線のリズムを作る存在と見られていることが分かります。
甲子園では第1打席の内容に注目です。
山口が相手投手の球数を増やし、出塁して久保田へつなげれば、清水、漆戸まで一気に得点機を作れます。
清水陽真|4番として得点を生み出す
清水陽真は4番・三塁で起用されています。
決勝では先制点につながる二塁打を放ち、直後の漆戸の適時打へつなげました。
2025年夏の甲子園を経験している選手でもあり、久保田、漆戸とともに前年の経験を2026年チームへ持ち込んでいます。
4番が必ず本塁打を打つ必要はありません。
走者がいれば返し、走者がいなければ自分が出塁して漆戸へつなぐ。
清水と漆戸のどちらか一人を抑えれば終わりではない並びが、相手投手にとって難しいところです。
竹内篤希|決勝で8回1死まで無安打
投手で注目したいのは竹内篤希です。
長野大会決勝では8回1死まで無安打に抑え、9回3安打1失点で完投しました。
甲子園では三重打線の力が上がるため、地方大会決勝と全く同じ投球ができるとは限りません。
むしろ注目したいのは、走者を出した後です。
決勝でも四死球から失点しています。
甲子園で相手に長打力があるほど、四球と長打が重なるビッグイニングは避けたいところ。
走者を背負った場面で最少失点にとどめられるかが、全国で勝つためのポイントになります。
新海湊斗|1年生で3番DH
新海湊斗は1年生ながら3番DHを任されています。
2026年だけでなく、今後の松商学園を考えても注目したい選手です。
1年夏の甲子園で全国レベルの投手と対戦できる経験は大きく、結果が出ても出なくても今後につながります。
ただ、2026年の松商学園にとっては「将来有望だから使っている」だけではありません。
優勝を争う準決勝、決勝で3番を任されている以上、今夏の戦力として得点へ関わることが求められています。
松宗勝監督が率いる「心の野球」とは?
松商学園を選手の能力だけで説明すると、このチームの一面しか見えません。
学校が野球部のテーマとして掲げているのが「心の野球」です。2026年は「心勝(しんか)~ありがとうを胸に~」を掲げて夏へ挑みました。
- 歴史と伝統を大切にしながら、変えるべき部分は変える
- 技術だけでなく「心」の成長も重視する
- 2026年夏のテーマは「心勝 ~ありがとうを胸に~」
松宗勝監督の下で技術と心の成長を重視
2026年の監督は松宗勝監督です。
学校公式では、歴史と伝統を大切にしながら必要な部分は変え、技術だけでなく心の成長を重視することを「心の野球」という言葉で説明しています。
高校野球では、技術が高くても緊張した場面で普段通りの判断ができなければ勝ち切れません。
特に甲子園では観客、球場の広さ、応援、試合前後の流れまで地方大会とは違います。
だからこそ技術練習だけでなく、「その場面でどう動くか」を日常から準備することが重要になります。
勝利後の校歌斉唱までイメージしていた
2026年夏の長野大会前、松商学園は勝利の瞬間から整列、校歌斉唱までを本番のように行うイメージトレーニングに取り組んでいました。
これは「勝ったつもりになる」ための練習ではありません。
本番で起こる状況を具体的に想像しておけば、実際にその場面を迎えた際の心理的な負担を小さくしやすくなります。
長野日大との延長タイブレークのように緊張感の高い試合で、自分たちの役割を遂行するための準備とも考えられます。
もちろん、イメージトレーニングをしたから接戦に勝てたと単純に結び付けることはできません。
ただ、「甲子園の借りは甲子園で返す」という目標を言葉だけで終わらせず、勝つ場面まで具体化していた点は2026年松商学園らしい取り組みです。
89人全員で行った「一球ノック」
甲子園出発前には、部員全員が一つのボールを追う「一球ノック」を行いました。
松商学園の硬式野球部は学校公式で89人の部員が在籍するとされており、甲子園へ出発する前の最後の全体練習で、一球を全員でつなぐ形で気持ちをそろえています。
甲子園でベンチ入りできる人数は限られます。
しかし、大所帯のチームでは打撃投手、ノッカーの補助、練習相手など、ベンチ外の選手もチームづくりに関わります。
「心の野球」という言葉を見ると抽象的に感じるかもしれませんが、こうした全員練習を見ると、松商学園がチーム全体の一体感を重視していることが分かります。
松商学園は甲子園でも長い歴史を持つ名門
2026年の松商学園だけを見ても魅力がありますが、高校野球ファンなら歴史も知っておきたい学校です。
野球部の創部は1913年。100年以上の歴史を持ち、夏の全国制覇も経験しています。
- 1913年:野球部創部
- 1928年夏:全国優勝
- 1926年・1991年春:センバツ準優勝
- 2026年夏:2年連続39回目の甲子園出場
1928年夏に全国優勝
松商学園は前身時代の1928年、夏の甲子園で全国優勝を果たしています。
また、春のセンバツでは1926年と1991年に準優勝しています。
現在の高校野球とは大会形式も環境も違うため、昔の実績を2026年の戦力へ直接結び付けることはできません。
それでも、世代が変わっても「甲子園を目指す学校」であり続けていることは松商学園の大きな特徴です。
歴史ある学校ほど、地方大会でも「松商を倒したい」と研究されやすくなります。
そうした立場で2年連続して長野大会を勝った点にも価値があります。
2026年夏は2年連続39回目
2026年夏は2年連続39回目の甲子園出場です。
前年2025年は4年ぶり38回目の出場でした。
一度甲子園へ戻っただけで終わらず、翌年も代表になったことで、現在のチームが一世代だけの偶然ではないことも示しました。
ただし、出場回数が多いから2026年も勝てるわけではありません。
甲子園で問われるのは、あくまで今年の投手、打者、守備、采配です。
伝統は心理的な支えにはなっても、試合では目の前の一球を取れるかどうかがすべてになります。
前年の甲子園0対3敗戦が2026年へつながっている
2026年チームには、前年の甲子園を知る選手が残っています。
久保田悟、清水陽真、漆戸大晟らが2025年夏の全国舞台を経験しており、その経験が「甲子園の借りは甲子園で返す」という2026年の目標につながっています。
- 2025年甲子園:岡山学芸館に0対3で敗戦
- 2026年長野大会:6試合で70得点
- 前年に取れなかった「甲子園での得点」を生み出せるかが今夏のテーマ
2025年は岡山学芸館に0対3
2025年夏の甲子園で、松商学園は岡山学芸館に0対3で敗れました。
つまり前年の甲子園では得点を奪えませんでした。
そこから一年後、長野大会6試合で70得点。
この変化を見ると、2026年に打撃力を武器として甲子園へ戻ってきた意味がよりはっきりします。
地方大会と甲子園では投手のレベルが違うため、70得点だけで前年の課題を克服したとは断言できません。
最終的な答えが出るのは全国大会です。
三重の投手陣を相手に、前年は取れなかった甲子園での得点をどのように生み出すのか。
そこが2026年松商学園を見るうえで、大きなテーマになります。
松商学園の強みと甲子園で気になる課題
長野大会を無敗で勝ち抜いた松商学園ですが、当然ながら弱点のないチームではありません。
甲子園では地方大会で通用した長所を相手が研究してきます。そのため「何が強いか」だけでなく、「その強みを消されたらどうするか」まで考えると、試合をより深く楽しめます。
- 6試合70得点を記録した打線の厚み
- 黒岩、竹内、佐藤、吉澤ら複数投手を使える
- 接戦、打撃戦、投手戦をすべて実際に勝っている
- 70得点のうち49点は大会前半3試合に集中
- 全国では初戦から強い投手と対戦するため、少ない好機を得点へ変える必要がある
- 四球や失策が重なるビッグイニングを避けたい
松商学園は長野大会前半3試合を49得点0失点で勝ちましたが、準々決勝以降は6対5、11対6、4対1でした。
後半3試合だけなら21得点12失点です。
決して悪い数字ではありません。むしろ県内上位校と戦えば試合が競るのは当然です。
重要なのは、甲子園では最初の試合から「大会後半レベルの緊張感」になる可能性が高いこと。
初回から大量点が入らなくても焦らず、長野日大戦や決勝のように少ない好機を得点へ変えられるかが問われます。
四球や失策からビッグイニングを作らせない
初戦の三重戦を前に、松宗監督は5点前後の接戦を想定し、大きなイニングを作らせず最少失点に抑えたいという考えを示しています。
これは松商学園の課題とも重なります。
決勝の竹内も安打を打たれる前に四死球から失点しました。
甲子園で長打力のある相手に四球、失策、長打が重なると、一気に3点、4点と取られる可能性があります。
松商学園が大量得点できるチームだからといって、毎回取り返せるとは限りません。
三重戦では「何点取るか」だけでなく、失点した直後に追加点を与えない守備も重要になります。
長野大会ほど打てない時間を我慢できるか
甲子園では相手も地方大会を勝ち抜いた投手陣です。
長野大会のような大量得点を前提にすると、2回、3回と無得点が続いただけで焦りが出る可能性があります。
そこで無理に難しい球へ手を出さず、四球でもいいので走者を出す。
送りバントが必要なら送る。
清水や漆戸に好機を回す。
松商学園が地方大会後半で見せた野球を全国でも続けられるかが、上位進出への条件になります。
甲子園初戦は三重と50年以上続く交流校対決
2026年の松商学園は、大会第7日の8月11日、第4試合で三重代表の三重高校と対戦します。
- 対戦:松商学園-三重
- 日程:2026年8月11日
- 試合:大会第7日・第4試合
- 開始予定:午後6時30分
- 6月の練習試合:5対5の引き分け
松商学園は2年連続39回目、三重は4年ぶり15回目。
しかも両校は偶然組み合わせで顔を合わせた学校ではありません。
松商学園と三重は50年以上定期戦を続けている
松商学園と三重は50年以上にわたって定期戦を続けています。
両監督も交流があり、お互いの野球を知っている関係です。
通常の甲子園初戦なら、映像やデータを集めて短期間で相手を分析します。
今回は、それ以前から何度も対戦してきた相手です。
知らない相手への対応力ではなく、知っている相手に対して何を変えてくるかがポイントになります。
2026年6月の練習試合は5対5
さらに興味深いのが、2026年6月にも両校が練習試合を行い、5対5で引き分けていることです。
夏の甲子園初戦を約2か月前に一度行ったような組み合わせです。
松宗監督も、その5対5の試合に近い接戦を想定しています。
ただし、練習試合の結果だけで甲子園も互角と決めつけることはできません。
6月から8月までの間に両チームとも成長していますし、公式戦と練習試合では投手起用や作戦も違います。
むしろ重要なのは、互いに打者や投手の特徴を知っている点です。
「前回こう攻められたから、今回は逆を狙う」といった駆け引きが起こる可能性があります。
三重から見ても松商学園は「打つだけ」ではない
三重の沖田監督は松商学園について、打力だけでなく、走者三塁からエンドランを仕掛けるような細かな攻撃も行うチームと見ています。
これは長野大会から見えてきた松商学園像とも一致します。
大量得点できるから強い。それだけではありません。
犠打を使い、走者を動かし、相手守備へプレッシャーをかける。
三重側もそこを知っているため、甲子園では松商学園の小技まで警戒してくるでしょう。
三重戦で注目したい5つのポイント
- 1番・山口史晃が出塁して打線の流れを作れるか
- 清水陽真、漆戸大晟の前に走者を置けるか
- 竹内篤希、黒岩柊斗ら投手陣をどの順番で使うか
- 四球や失策から三重に大量得点の回を作らせないか
- 6月の5対5から両チームがどのように戦い方を変えるか
特に面白いのが最後の点です。
初対戦なら「相手を知る」ことから始まります。
今回はすでに知っている。
そのうえで、以前と同じ攻めをするのか、逆手を取るのか。
高校野球としてかなり興味深い初戦です。
午後6時30分開始を想定したナイター対策も進めている
初戦は第4試合、午後6時30分開始予定です。
松商学園は甲子園開幕戦を実際に観戦してナイター環境を体感し、その後の守備練習でも照明や夕暮れの空を意識して準備しています。
特に外野では、日中と夜間で打球の見え方が変わります。
甲子園は観客の声援も大きく、野手同士の声が普段より通りにくくなる可能性があります。
松商学園はその点も事前に確認しています。
それでも本番の甲子園で同じように対応できるとは限りません。
三重戦では長打だけでなく、外野への平凡なフライや中間の打球を確実に処理できるかも注目ポイントです。
松商学園野球部についてよくある質問
ここまで詳しく見てきましたが、最後に「松商学園の野球部はどんなチーム?」と調べたときに特に知りたい情報を整理します。
短時間で確認したい場合は、この項目だけでも2026年夏の特徴を把握できます。
松商学園は「強打」だけでなく夏までに変わったチーム
2026年の松商学園野球部は、まず長野大会6試合70得点の強力打線が目を引くチームです。
しかし、それだけで説明すると大切な部分を見落としてしまいます。
2025年秋には長野日大に4対5で敗れました。
2026年春には佐久長聖に0対9で敗れました。
その長野日大を夏の準々決勝で6対5。佐久長聖を準決勝で11対6。そして決勝では東京都市大塩尻を4対1で破りました。
- 大量得点が必要な試合では打つ
- 接戦では送りバントや小技を使う
- 一人の投手で難しければ継投する
- 投手が好調なら少ない得点を守って勝つ
こうして見ると、2026年の松商学園を表す言葉は「強打」よりも、むしろ対応力なのかもしれません。
そして、その対応力が最初に試される甲子園の相手が三重です。
松商学園と三重は50年以上交流を続け、2026年6月の練習試合では5対5。お互いの特徴を知らない者同士ではありません。
2025年夏、松商学園は甲子園で岡山学芸館に0対3で敗れました。
そこから一年。
「甲子園の借りは甲子園で返す」と臨む2026年チームは、長野大会で70点を取り、秋と春に負けた相手を倒して再び聖地へ戻ってきました。
山口史晃が塁に出るのか。
清水陽真、漆戸大晟が走者を返すのか。
1年生の新海湊斗が3番でどんな打席を見せるのか。
黒岩柊斗、竹内篤希ら投手陣を松宗勝監督がどう使うのか。
そして、長野大会で身につけた「試合に合わせて勝ち方を変える力」を、甲子園でも発揮できるのか。
2026年夏の松商学園は、70得点という数字だけを覚えて見るより、秋・春の敗戦から夏までに変わってきたチームだと知って見ると、その野球がさらに面白くなりそうです。
