青森山田と東日大昌平の勝敗予想!先発投手・戦力比較・予想スコアと甲子園の見どころ

青森山田と東日大昌平の勝敗予想!先発投手・戦力比較・予想スコアと甲子園の見どころ

2026年夏の甲子園2回戦で対戦する青森代表・青森山田と、福島代表・東日本国際大昌平(以下、東日大昌平)。

「青森山田と東日大昌平はどちらが勝ちそう?」「予想スコアは?」「先発投手は誰になりそう?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

試合は2026年8月13日15時30分開始予定。青森山田は初戦で遊学館を6―5、東日大昌平は白樺学園を2―1で破って2回戦へ進んでいます。

ただし、スコアだけを見て「6点取った青森山田の方が打撃で圧倒的に上」「東日大昌平は2点しか取っていないから攻撃力が低い」と考えると、このカードの本質を見誤ります。

青森山田は8安打に4盗塁を絡め、序盤3イニングで6点を奪いました。一方の東日大昌平は初戦でわずか2安打ながら、四球、犠打、進塁を組み合わせて2点をもぎ取っています。得点の作り方が大きく違う2校です。

先に結論

さらに注目したいのが投手起用。

東日大昌平のエース・照沼佑崇投手は白樺学園戦で141球を投げて完投しましたが、青森山田戦ではリリーフ登板が予想されています。つまり今回のポイントは「青森山田が先発・照沼を打てるか」だけではなく、東日大昌平が照沼投手を投入するまでどう試合を作るのか、そして青森山田が照沼投手の登板前にどこまでリードできるかです。

試合前の結論から言えば、青森山田をやや優勢と予想します。予想スコアは青森山田4―2東日大昌平です。

ただし、5回前後まで1点差以内で進めば東日大昌平の勝機は大きく上昇します。

この記事では、両校の初戦内容、打線、投手陣、注目選手、直前の相手対策まで比較しながら勝敗を予想します。

単に勝つチームを予想するだけではなく、試合を見ながら「今どちらの勝ちパターンに近づいているのか」が分かる観戦ポイントまで詳しく見ていきます。

目次

青森山田と東日大昌平の予想は青森山田がやや優勢

今回の勝敗予想では、青森山田6:東日大昌平4ほどの割合で青森山田を上に見ます。

これは統計モデルが算出した正式な勝率ではなく、両校の地方大会から甲子園初戦までの戦い方、打線の厚み、投手層、得点パターン、直前の調整状況を踏まえた試合前の予想です。

  • 「青森山田6:東日大昌平4」は統計モデルが算出した公式な勝率ではありません。
  • 地方大会から甲子園初戦までの内容や投手起用、得点パターンをもとにした試合前予想です。

青森山田を本命にした最大の理由は、単純な打率の高さだけではありません。

安打、盗塁、送りバント、スクイズなど、走者を得点まで運ぶ方法が多いことを高く評価しました。

一方の東日大昌平は、エース・照沼投手を中心にロースコアへ持ち込める投手力があります。

初戦のように安打が少なくても四死球と犠打を使って点を取り、終盤まで1点差で粘れるため、青森山田が明確に有利というほどの差ではありません。

最終予想スコアは青森山田4―2東日大昌平

予想する試合展開は、序盤から青森山田が一方的に大量リードする形ではありません。

東日大昌平の先発投手が序盤をしのぎ、青森山田が中盤までに2~3点。

東日大昌平も四球や犠打を絡めて1~2点を返しますが、青森山田が継投と終盤の追加点で逃げ切るというのが本線です。

予想スコアは青森山田4―2東日大昌平。

ただし、東日大昌平側が照沼投手を理想的な場面で投入できれば、2―1、3―2のような接戦で東日大昌平が勝つ展開も十分考えられます。

今回の予想で大切なのは、試合開始時点の戦力差よりも「最初の3~5イニングをどちらが自分たちの形にできるか」です。

青森山田対東日大昌平の試合日程と基本情報

青森山田と東日大昌平の対戦は、第108回全国高校野球選手権大会の2回戦です。

2026年8月13日12時49分時点では15時30分開始予定となっており、試合前のスターティングメンバーや先発投手はまだ正式発表されていません。大会公式速報系ページでも試合開始前の状態となっています。

大会

第108回全国高校野球選手権大会

ラウンド

2回戦

対戦

青森山田―東日大昌平

代表

青森―福島

試合日

2026年8月13日

開始予定

15時30分

球場

阪神甲子園球場

青森山田の初戦

遊学館に6―5

東日大昌平の初戦

白樺学園に2―1

予想スコア

青森山田4―2東日大昌平

試合直前に先発投手や打順が発表されれば、勝敗予想にも多少の修正余地があります。

特に東日大昌平が誰を先発させ、照沼投手をどこから投入するのかは、このカード最大級の材料です。

両校の初戦を比較すると勝ち方がまったく違う

青森山田と東日大昌平は、ともに1点差で初戦を突破しました。

しかし内容を見ると、勝利までの道筋は大きく異なります。

青森山田は早い回から積極的に得点を重ね、そのリードを守る野球。

東日大昌平は相手投手を大量に打ち崩せなくても出塁を得点へ結びつけ、エースの投球で終盤まで耐える野球でした。

この違いを理解すると、2回戦で「どんなスコアになればどちらが有利か」が見えてきます。

青森山田は3回までに6点を奪って逃げ切った

青森山田は遊学館戦で初回から得点しました。

1回に藤川哲選手の適時打などで2点を先制すると、2回に1点、3回に3点を追加。3回終了時点で6―0としています。

特徴的なのは、長打を連発して大量点を取ったわけではないことです。

初戦のチーム成績は29打数8安打、6得点。さらに沖野悠雅、藤川哲、向井那々瀬、木村寿来の4選手が盗塁を記録しました。

単打で出塁した走者を動かし、相手バッテリーや守備にプレッシャーをかけながら得点圏へ進める。

青森山田の攻撃力は「何本ホームランを打てるか」ではなく、一つの出塁から得点までの距離を縮められることにあります。

これは東日大昌平にとって大きな注意点です。

青森山田の先頭打者を四球や内野安打で出してしまうと、次の打者だけに集中できなくなります。

盗塁を警戒すれば速球主体になりやすくなり、送りバントにも備える必要がある。さらに三塁まで進めばスクイズも考えなければならない。

走者一人が出ただけでも守る側の選択肢を増やせるのが青森山田の強みです。

青森山田は6―0から追い上げられた点が最大の不安材料

ただし、遊学館戦を「青森山田の完勝」と評価することはできません。

3回までに6点を奪った後は得点が止まり、遊学館に5点を返されて最終的には6―5。

青森山田投手陣は手代森爽来投手から船橋雄星投手、川久保昂直投手へとつなぎ、川久保投手が2回2/3を無失点に抑えて逃げ切っています。チームとしては9回7安打5失点でしたが、自責点は1でした。

自責点と失点に大きな差がある点からも、守備を含めてリズムを崩したことが分かります。

つまり青森山田は、リードを奪う能力は高い一方、リード後の守備や継投が乱れると一気に試合を接戦へ戻してしまう危険性があります。

  • 青森山田はリード後の守備や継投が乱れると、試合を接戦へ戻してしまう可能性があります。
  • 四球やミスから1点を作る東日大昌平を相手に、先頭打者の出塁を許さないことが重要です。

東日大昌平のように四球やミスから1点を拾えるチームを相手にする場合、この弱点は無視できません。

東日大昌平はわずか2安打でも2点を取った

東日大昌平は白樺学園戦で27打数2安打。

数字だけを見れば打線がほとんど機能しなかったように見えます。

しかし2安打で2得点を奪い、試合には2―1で勝ちました。

ここに東日大昌平の怖さがあります。

1番の渡邊頼都選手は1打数無安打ながら4四球を選び、1得点。

2番の入ケ町隼仁選手は3打数1安打1打点に加えて2犠打。峯大珠選手は四球と死球で出塁し、盗塁も記録しています。緑川楓麻選手にも犠打がありました。

つまり東日大昌平は、

  • * 四死球で走者を出す
  • * 犠打で得点圏へ進める
  • * 数少ない安打を得点に結びつける
  • * エースを中心に失点を最小限に抑える

という形で勝てます。

青森山田が7安打、8安打を放ち、東日大昌平が3安打程度しか打てなかったとしても、それだけで勝敗が決まるとは限りません。

むしろ青森山田の投手陣が四球を重ねれば、ヒットを打たれていないのに一死二塁、一死一・三塁という場面を作られる可能性があります。

東日大昌平の初戦を支えたのは照沼佑崇の141球

東日大昌平の初戦最大の勝因は、照沼投手の好投でした。

白樺学園戦で9回141球を投げ、6安打1失点、7奪三振、2四球で完投しています。

試合が1―1となっても崩れず、9回の勝ち越しまで耐えたことが、東日大昌平の甲子園初勝利につながりました。

一方で今回は、初戦とまったく同じ使い方になるとは限りません。

事前報道では青森山田戦で照沼投手のリリーフ登板が予想されています。

この点は今回の予想を考えるうえで非常に重要です。

最大のポイントは照沼佑崇を「いつ出すか」

東日大昌平について考えるとき、「照沼投手が青森山田を抑えられるか」という見方だけでは足りません。

むしろ重要なのは、照沼投手をどのイニング、どんな走者状況、どんなスコアで投入できるかです。

初戦では141球を投げているため、東日大昌平としても投手陣全体で青森山田を抑える選択肢を考えるのは自然です。照沼投手自身には先発だけでなくリリーフ登板の実績もあります。

照沼の前を誰が投げるかで試合展開が変わる

東日大昌平には照沼投手以外にも白田夢真投手らがいます。

OmyuTechの2026年集計では白田投手は32回を投げて29奪三振、与四球2。選手権福島大会に限れば17回で18奪三振、与四死球0という安定した内容を残しています。なお同サイトのデータは収集対象となった試合を集計したもので、全試合を完全に網羅するものではありません。

東日大昌平の2026年投手成績を見ると、照沼投手と白田投手にはともに先発経験があります。照沼投手はリリーフ登板でも無失点の記録があり、投手起用に幅を持たせられる陣容です。

仮に白田投手らが先発し、3回まで青森山田を1点程度に抑えられれば、東日大昌平にとって理想に近い展開です。

そこから照沼投手を投入すれば、青森山田打線は試合途中で球質や配球の違う投手へ対応しなければなりません。

反対に照沼投手が登板するまでに青森山田が3~4点を取れば、東日大昌平は一気に苦しくなります。

青森山田は「照沼が出る前」に何点取れるか

今回、青森山田側から見ると照沼投手の攻略だけに意識を向ける必要はありません。

先発が別投手なら、照沼投手が出てくる前に走者をため、先制しておくことが重要です。

たとえば3回終了時点で青森山田3―0。

この状況なら東日大昌平は照沼投手を早めに投入するか、予定通り後半へ温存するかで難しい判断を迫られます。

反対に3回終了時点で0―0、あるいは東日大昌平1―0なら、照沼投手を後ろに残している東日大昌平側の期待値が高まります。

その意味では、今回の序盤3イニングは通常以上に重要です。

照沼佑崇に対して青森山田の右打者が鍵になる

照沼投手が登板した後にも興味深いポイントがあります。

白樺学園戦の投球を分析したABA青森朝日放送によると、照沼投手は左打者を23打数2安打に抑えた一方、右打者には9打数4安打を許しました。唯一の失点につながる適時打も右打者に打たれています。

青森山田は上位に左打者が並ぶ一方、その後に右打者の沖野悠雅選手や藤川哲選手が控えています。

ここに一つの攻略ルートが見えます。

左打者が出塁して右打者へつなげるか

青森山田として理想的なのは、左打者が照沼投手から無理に長打を狙うことではありません。

四球でも内野安打でも構わないので出塁し、右打者へ走者を残すことです。

青森山田の上位打線が一人でも二人でも塁へ出れば、照沼投手は走者を警戒しながら沖野選手や藤川選手と勝負しなければなりません。

そこに盗塁の可能性まで加わります。

照沼投手に対する攻略ポイントは「誰がホームランを打つか」ではなく、左打者が出塁し、得点圏で右打者へ回せるかと考えた方が試合を見やすいでしょう。

青森山田の4盗塁は照沼攻略にも影響する

青森山田は遊学館戦でチーム4盗塁を記録しました。

盗塁が成功すればもちろん大きいですが、走るそぶりを見せるだけでも投手に影響を与えられます。

一塁走者を警戒して牽制が増えれば打者は投球を見る時間を作れます。

捕手が盗塁阻止を意識すれば、投手にもクイックや直球系の要求が増えるかもしれません。

東日大昌平側が青森山田の走者をどこまで落ち着いて制御できるかも、照沼投手を含む投手陣の出来を左右しそうです。

青森山田を優勢と予想する4つの理由

両校とも勝ち筋を持っていますが、それでも青森山田を本命にしました。

理由は大きく4つあります。

  • * 打線に一人だけではない厚みがある
  • * 盗塁や小技を使って安打以外でも得点機を広げられる
  • * 複数投手による継投を前提に戦える
  • * 劣勢と接戦の両方を勝ち切った経験がある

打線が特定の一人に依存していない

青森山田の打線では、稲見抱夢選手が地方大会から高い打撃成績を残しています。

青森大会では19打数10安打6打点、打率.526。藤川哲選手も同大会で打率.471を記録しました。

向井那々瀬選手も青森大会5試合すべてで安打を放ち、甲子園初戦では適時打を含む2安打を記録しています。

つまり一人の強打者を歩かせれば済む打線ではありません。

前の打者を避けても、次の打者が得点圏で仕事をする可能性があります。

東日大昌平投手陣としては、四球を出して打順を先送りする守り方が取りにくい相手です。

盗塁と小技で1本の安打の価値を大きくできる

甲子園初戦では4盗塁。

青森大会決勝でも川久保昂直選手が盗塁を決め、稲見選手の同点打につながる場面がありました。

この攻撃があると、一塁に走者を置いた時点で実質的には二塁打に近い形へ持っていけることがあります。

特にロースコアが予想される試合では、盗塁一つで「単打なら一・二塁」が「単打なら1点」に変わります。

東日大昌平が照沼投手らを中心に失点を抑えようとするほど、この一つ先の塁を狙う姿勢が効いてきます。

複数投手を前提にできる

青森山田は絶対的な一人のエースだけで勝ち上がるチームではありません。

川久保投手、手代森投手、船橋投手、山田勇翔投手ら複数の投手がおり、春から細かな継投を使っています。

甲子園初戦も手代森投手、船橋投手、川久保投手のリレーでした。

一人が東日大昌平打線につかまったとしても、右左や球質の違いを使って流れを変えられます。

夏の一発勝負では、これは大きな強みです。

ただし投手を替えれば必ず良くなるわけではありません。

初戦では守備の乱れも絡んで5失点しているため、継投直後に四球や失策が重なる展開には注意が必要です。

青森大会決勝では0―3、1―4から追いついている

青森山田は青森大会決勝で弘前学院聖愛と対戦し、延長10回タイブレークの末に5―4で勝利しました。

試合は3回までに0―3。7回表には1―4とされましたが、その裏に3点を奪って同点。10回に犠牲フライでサヨナラ勝ちしています。

つまり青森山田には、先制できなければ勝てないという弱さはありません。

東日大昌平が1点を先に取ったとしても、慌てず終盤まで戦える経験があります。

この点も青森山田をやや上に取った理由です。

東日大昌平が勝つための4つのポイント

東日大昌平の勝利条件もかなり明確です。

青森山田の打線と真っ向から大量得点を取り合うより、試合を3点前後の勝負へ持ち込む方が勝機は高いでしょう。

  • * 照沼投手を投入するまで大きなビハインドを作らない
  • * 四死球を生かして少ない安打を得点へ変える
  • * 青森山田の左腕継投に対応する
  • * 5回終了まで1点差以内を維持する

照沼投手を「追いつくため」ではなく「勝つため」に出したい

東日大昌平にとって最も避けたいのは、照沼投手が登板する時点ですでに0―4、1―5といった展開です。

そこから照沼投手が無失点に抑えても、打線が大量点を取らなければ勝てません。

理想は0―0、1―0、0―1、1―1あたりで中盤へ入ること。

照沼投手を「これ以上点を取られないための投手」ではなく、試合を勝ち切るためのカードとして使える状況にしたいところです。

四球を奪えば青森山田の守備へ圧力をかけられる

東日大昌平は初戦で安打が2本しかありませんでしたが、渡邊選手が4四球、峯選手が四球と死球、緑川選手や馬場拓選手、小内壱晟選手にも四球が記録されています。

青森山田投手陣にとって、最も避けたいのは先頭打者への四球です。

東日大昌平にはそこから送りバントを使う選択肢があります。

一死二塁になれば、青森山田守備陣にも「1本出れば失点」という圧力がかかります。

初戦で守備から失点が膨らんだ青森山田にとって、走者を置いた守備は一つの課題でもあります。

青森山田自身も2回戦へ向け、走者を実際に動かしながら実戦に近い守備練習を繰り返しています。

これは東日大昌平の攻撃をかなり意識していると見ることができます。

青森山田の左腕継投への対策はすでに進めている

東日大昌平は青森山田戦へ向け、打撃練習に時間を割いています。

事前練習では川久保投手、船橋投手、山田投手ら青森山田の左投手を想定した継投対策を進め、峯大珠主将も左投手をどう攻略するかが鍵になるとの認識を示しています。

前日の調整でも青森山田を想定した投手を相手に打撃練習を行いました。

つまり東日大昌平側も、青森山田が複数の左腕をつないでくることは織り込み済みです。

青森山田が「投手を替えれば簡単に抑えられる」と考えるのは危険でしょう。

むしろ継投直後の最初の1、2人を東日大昌平がどう攻めるかが重要です。

両校の直前対策から見えてくる本当の勝負どころ

試合前の練習内容は、監督や選手が実際にどこを警戒しているかを知る手掛かりになります。

今回の両校は、それぞれ相手の特徴をかなり明確に意識した準備をしています。

東日大昌平は青森山田の投手リレーを警戒

東日大昌平が重点的に行っているのは打撃面の準備です。

青森山田には左腕が複数おり、試合途中で次々と投手が変わる可能性があります。

一人の投手へ慣れたころに交代されるため、打者には対応力が必要です。

東日大昌平はここを想定して打撃練習を行っています。

試合を見る際は、青森山田が投手を交代した直後の東日大昌平打線に注目すると面白いでしょう。

  • 初球から積極的に打つのか。
  • 一度ボールを見るのか。
  • 左投手に対して右方向へ運ぶのか。

事前対策の成果が見えやすい場面です。

青森山田は走者を置いた守備を重点的に確認

青森山田は2回戦へ向け、走者を置いた状態を想定した守備練習を繰り返しています。

これは非常に理にかなっています。

東日大昌平は初戦で2安打しか打っていませんが、四死球と犠打を使って得点しました。

つまり青森山田としては「打たれなければ大丈夫」ではありません。

四球を出した瞬間からバント、盗塁、進塁打などへの対応が始まります。

投手が一塁へ送球するのか、二塁でアウトを狙うのか。

内野手がどこまで前に出るのか。

一つの判断ミスがそのまま1点につながる可能性があります。

両校が事前に準備しているポイントを見るだけでも、この試合が単純な打撃戦にはなりにくいことが分かります。

青森山田と東日大昌平の戦力を比較

ここまでの内容を、試合前の評価として整理します。

比較項目青森山田東日大昌平予想上の評価
打線の厚み高い地方大会では得点力あり青森山田
甲子園初戦の安打8安打2安打青森山田
機動力初戦4盗塁小技中心青森山田
犠打・1点を作る攻撃使える非常に重要ほぼ互角
先発候補の幅複数投手照沼・白田などほぼ互角
絶対的な投手の存在継投型照沼が中心東日大昌平
接戦経験豊富豊富互角
守備の安定感初戦に課題初戦は1失点東日大昌平をやや評価
大量得点勝負強い可能だが本線ではない青森山田
ロースコア勝負対応可能得意な形東日大昌平

青森山田が優勢なのは、攻撃の方法が多く、試合展開が変わっても対応しやすいからです。

ただし「投手戦」という条件を付ければ、東日大昌平の評価は大きく上がります。

勝敗を左右する7つの具体的なポイント

ここからは、試合を見ながら確認できる勝敗ポイントを挙げます。

最終スコアを見るまで待たなくても、これらを追えば「今どちらが有利な展開なのか」を判断しやすくなります。

  • 東日大昌平の先発投手は誰か
  • 3回終了時点のスコア
  • 青森山田が照沼登板前に何点取るか
  • 青森山田の走者が盗塁を仕掛けるか
  • 青森山田投手陣の四球数
  • 青森山田の継投直後の打者
  • 5回終了時点で1点差以内か

1.東日大昌平の先発投手は誰か

最初に確認したいのが先発投手です。

照沼投手が先発するのか。

それとも白田投手ら別の投手が先発し、照沼投手を後ろへ回すのか。

事前報道では照沼投手のリリーフ登板が予想されているため、別投手が先発した場合はその投手がどこまで青森山田打線を抑えられるかが非常に重要です。

2.3回終了時点のスコア

3回終了時点で青森山田が3点以上リードしていれば、青森山田の勝利予想はかなり強まります。

初戦でも青森山田は3回までに6点を奪いました。

逆に0―0や1―1なら東日大昌平にとって悪くありません。

照沼投手という強力なカードを後半に使える可能性があるためです。

3.青森山田が照沼登板前に何点取るか

今回の最重要チェックポイントです。

照沼投手が登板する前に青森山田が3点程度取っていれば、東日大昌平は追う展開になります。

反対に青森山田が0~1点しか取れないまま照沼投手が登板すると、一気に東日大昌平の勝ち筋が太くなります。

4.青森山田の走者が盗塁を仕掛けるか

初戦4盗塁の青森山田が今回も積極的に走るか。

これは打線の状態と同じくらい重要です。

特に一死一塁から二盗が成功すれば、次の単打で得点できる可能性が高まります。

東日大昌平バッテリーが走者へ神経を使わされているようなら、青森山田が試合のテンポを握っているサインです。

5.青森山田投手陣の四球数

東日大昌平は初戦、四球を重要な出塁手段にしました。

そのため青森山田の被安打数以上に見たいのが四球数です。

3回までに四球0~1なら青森山田投手陣のペース。

3回までに3、4四球を出すようなら、東日大昌平がほとんどヒットを打っていなくても危険です。

6.青森山田の継投直後の打者

青森山田は複数投手を使えることが強みですが、投手交代直後は試合が動きやすい場面でもあります。

東日大昌平も青森山田の左腕継投対策を進めています。

青森山田が投手を替えた直後に東日大昌平の先頭打者が出塁するようなら要注意です。

7.5回終了時点で1点差以内か

5回終了時点で1点差なら、試合前評価よりも東日大昌平の勝機が高まっていると考えます。

特に照沼投手がまだ投げていない、あるいは登板直後で球威が十分にあるなら、青森山田はかなり難しい終盤を迎えます。

反対に青森山田が3点以上リードして5回を終えれば、複数投手を使いながら守れるため有利です。

注目選手は青森山田の向井・稲見・川久保

青森山田は一人だけを挙げるのが難しい打線です。

その中でも試合展開に大きく関わりそうなのが向井那々瀬選手、稲見抱夢選手、川久保昂直選手です。

向井那々瀬は好調を維持できるか

向井選手は青森大会5試合すべてで安打を記録し、甲子園初戦でも適時打を含む2安打。

試合前の公式系見どころでも青森山田の注目選手として挙げられています。

上位打線だけでなく向井選手まで出塁できるようなら、東日大昌平投手陣は息をつけません。

稲見抱夢は照沼投手との対戦にも注目

稲見選手は青森大会で打率.526。

地方大会決勝では3安打を放ち、同点打も記録しています。

左打者であるため、左打者を抑えた照沼投手との対戦は非常に興味深いところです。

ヒットを打てるかだけでなく、四球や進塁打も含めて次の右打者へつなげられるかに注目したい選手です。

川久保昂直は打者と投手の両方で試合を動かす

川久保選手は打者として出場しながら、終盤には投手としてマウンドへ上がれる存在です。

甲子園初戦では2回2/3を無失点。青森大会決勝でも船橋投手から川久保投手へ継投しています。

打席では出塁して機動力を使い、終盤には投手としてリードを守る。

一人で試合の前半と後半の両方に影響を与えられるため、今回も重要な存在です。

東日大昌平の注目選手は照沼・渡邊・入ケ町

東日大昌平ではエース・照沼投手に注目が集まりますが、勝つためには野手陣の働きが欠かせません。

特に渡邊頼都選手と入ケ町隼仁選手が出塁・得点に絡めるかがポイントです。

照沼佑崇は登板時点のスコアまで注目したい

照沼投手は最速148キロの直球と複数のスライダーを武器とし、初戦では141球完投で1失点でした。

ただし今回見るべきなのは防御率や球速だけではありません。

何回から投げるのか。

何点差で投げるのか。

走者を背負った途中登板なのか。

イニングの頭からなのか。

同じ照沼投手でも登板状況によって求められる役割は変わります。

渡邊頼都はヒットがなくても攻撃を作れる

渡邊選手は白樺学園戦で4四球。

安打こそありませんでしたが、1得点を記録しています。

東日大昌平にとって非常に重要なのは、このように「打たなくても塁に出る」選手です。

青森山田投手陣が渡邊選手に四球を出し、入ケ町選手へつながる形になると東日大昌平の攻撃が動き出します。

入ケ町隼仁は終盤の得点圏で回したくない打者

入ケ町選手は白樺学園戦で9回に勝ち越し適時打。

福島大会決勝でも3安打を記録しており、試合前の公式系見どころでも東日大昌平の注目選手として紹介されています。

さらに初戦では2犠打を記録しており、自分が打って返すだけでなく次の打者へつなぐこともできます。

終盤、同点または1点差で走者を置いて入ケ町選手へ回れば、青森山田にとってかなり嫌な場面になります。

東日大昌平が勝つなら3―2前後のロースコア

東日大昌平の勝利を予想する場合、最もイメージしやすいのは3―2、2―1のようなスコアです。

初戦でも2―1で白樺学園を破っています。

青森山田に8点取られて9点取り返すより、照沼投手を含む投手陣が相手を3点以内に抑える方が現実的な勝ち筋でしょう。

東日大昌平の理想的な展開

東日大昌平の理想は次のような流れです。

1~3回を先発投手が0~1失点。

打線が四球から犠打で走者を進め、1点を先制または同点。

中盤から照沼投手を投入。

照沼投手が青森山田の上位打線を抑え、7~9回に入ケ町選手や中軸の一打で勝ち越す。

この形なら東日大昌平が勝ってもまったく驚きません。

青森山田が避けたい展開

逆に青森山田にとって嫌なのは、4回終了時点で0―0。

ヒットは出ているのに盗塁失敗や併殺で点が入らず、そこから照沼投手が登板する展開です。

青森山田打線に「チャンスは作っているのに点が入らない」という感覚が生まれると、1点を急いで打撃が崩れる可能性があります。

青森山田が勝つなら中盤の追加点が重要

青森山田側の理想は初戦と同じ序盤の大量点ですが、それ以上に重要なのが中盤です。

遊学館戦では3回までに6点を取った後、追加点がありませんでした。

今回も序盤に2~3点を取ったとして、そこで攻撃が止まると東日大昌平に逆転の余地を残します。

2―0を4―0にできるか

青森山田が今回勝つためには「先制点」だけでなく「次の1点」が重要です。

2―0で5回へ入るのと、4―0で入るのでは東日大昌平の攻撃方法も大きく変わります。

2点差なら四球、バント、単打で1点ずつ返せます。

4点差になると、東日大昌平もある程度強攻する必要が生まれます。

そうなれば青森山田投手陣も、バントや盗塁への警戒を少し減らして打者との勝負へ集中できます。

青森山田が本当に優位に立つのは、先制した瞬間ではなく3点目、4点目を追加した瞬間だと考えます。

試合観戦がより面白くなる見どころ

この試合は、ホームランや三振だけを見るより「1点を取るまでの過程」を追うと面白さが増します。

特に注目したいのは次の5点です。

  • * 東日大昌平の先発投手と照沼投手の登板タイミング
  • * 青森山田の盗塁と東日大昌平バッテリーの警戒
  • * 東日大昌平が四球から犠打を使う場面
  • * 青森山田の左腕継投直後の東日大昌平打線
  • * 失策や四球の直後に両校がどう立て直すか

アウトになった打席でも投手への負担を見る

打者が凡退すると「何も起きなかった」と感じがちです。

しかし7球、8球と粘ってアウトになれば、相手投手には確実に負担が残ります。

特に照沼投手は初戦で141球を投げています。

今回登板した際に青森山田の打者がファウルで粘り、1イニング20球以上投げさせるようなら、終盤への影響を考える必要があります。

反対に照沼投手が初球、2球目で簡単にアウトを重ねれば、東日大昌平にとって理想的です。

四球の直後に東日大昌平が何をするか

東日大昌平が先頭打者四球を得たら、次の打者に注目です。

  • 送りバントなのか。
  • ヒットエンドランなのか。
  • 強攻なのか。

初戦では犠打を複数使っているため、送りバントは十分考えられます。

ここで青森山田守備陣が落ち着いて一つのアウトを取れるかが重要です。

照沼投手と青森山田の右打者の対決

照沼投手が出てきたら、左右別の対戦を見るとさらに面白くなります。

白樺学園戦では左打者を強く抑えた一方、右打者には安打を許しました。

青森山田の左打者が出塁し、沖野選手や藤川選手ら右打者へ得点圏で回れば、試合の大きな勝負どころになります。

青森山田対東日大昌平の予想でよくある疑問

最後に、この試合を前に気になりやすいポイントをまとめます。

青森山田と東日大昌平はどちらが勝つと予想する?

青森山田の勝利を予想します。

予想スコアは青森山田4―2東日大昌平です。

打線の厚み、4盗塁を記録した機動力、複数投手を使える点から青森山田をやや上に見ます。

ただし大差ではなく、5回まで1点差以内なら東日大昌平にも十分な勝機があります。

青森山田と東日大昌平の先発投手は?

2026年8月13日12時49分時点では、この試合の先発投手は正式発表前です。

東日大昌平の照沼佑崇投手についてはリリーフ登板が予想されており、別の投手が先発する可能性があります。

スタメン発表後は投手起用を改めて確認したいところです。

東日大昌平のエース・照沼佑崇はどんな投手?

最速148キロの直球とスライダーが武器の右腕です。

甲子園初戦の白樺学園戦では141球を投げ、6安打1失点、7奪三振で完投しました。

今回のポイントは先発するかどうかより、どの場面から登板するかです。

青森山田の強みは?

打線の厚みに加えて、機動力と継投の幅があります。

初戦では8安打6得点、4盗塁。投手も3人をつないで勝利しました。

長打だけに頼らず得点を作れる点が、ロースコアになった場合にも生きそうです。

東日大昌平の強みは?

少ない安打でも得点を作れることと、照沼投手を中心とした投手力です。

初戦は2安打だけでしたが、四球や犠打を使って2点を取りました。

青森山田投手陣が制球を乱せば、東日大昌平はヒット数以上の得点を奪う可能性があります。

打撃戦と投手戦ではどちらが有利?

5点、6点を取り合う打撃戦なら青森山田を上に見ます。

青森山田は打者の厚みと機動力があり、複数得点を作る方法が多いためです。

一方、2―1や3―2の投手戦なら東日大昌平の勝機が大きくなります。

照沼投手を勝負どころで使える展開になれば、試合前の評価差はほぼ消えるでしょう。

最終予想は青森山田4―2東日大昌平

青森山田と東日大昌平の2回戦は、青森山田4―2東日大昌平で青森山田の勝利を最終予想とします。

青森山田を本命にした理由は、単純に初戦で6点取ったからではありません。

8安打に4盗塁を絡めた攻撃、地方大会から続く複数打者の好調、左腕を含む複数投手による継投など、勝ち方の選択肢が東日大昌平よりわずかに多いと考えるためです。

しかし、この試合には青森山田の予想を崩す明確なシナリオがあります。

  • 東日大昌平の先発投手が序盤を最少失点で切り抜ける。
  • 四球から犠打を使って1点を奪う。
  • そして中盤以降、リードまたは1点差以内の状況で照沼佑崇投手を投入する。

この形になれば、東日大昌平が2―1、3―2で勝つ展開も十分にあります。

東日大昌平は初戦で2安打しか打てなくても勝ちました。これは打線が弱いというより、「たくさん打たなければ勝てないチームではない」ということです。

青森山田も青森大会決勝では1―4から追いつき、延長10回で勝利しています。先行逃げ切りしかできないチームではありません。

だからこそ、この一戦は学校名や初戦の得点数だけで予想するより面白いカードです。

  • 青森山田は照沼投手が登板する前にリードを作れるのか。
  • 東日大昌平は少ない出塁を犠打で得点へ変えられるのか。
  • 青森山田の4盗塁を記録した機動力を東日大昌平バッテリーが封じられるのか。
  • そして試合中盤、照沼投手がどのスコアでマウンドへ上がるのか。

まず注目したいのは、先発投手の発表と最初の3イニングです。

3回終了時点で青森山田が3点前後リードしていれば、予想通り青森山田優勢。

一方で0―0、1―1のまま進み、照沼投手を東日大昌平が温存できているなら、その時点では試合前予想以上に東日大昌平へ傾いたと見てよいでしょう。

最終結論

勝敗予想は青森山田。

しかし、東日大昌平が試合を「照沼投手を後半に残した1点勝負」に変えられるかどうかこそ、この東北勢対決最大の見どころです。

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